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リアリティ+(プラス) 下 デイヴィッド・J・チャーマーズ(著/文) - NHK出版
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リアリティ+(プラス) 下 (リアリティプラスゲ) バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦 (バーチャルセカイヲメグルテツガクノチョウセン)

哲学・宗教
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発行:NHK出版
四六判
336ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-14-081937-1   COPY
ISBN 13
9784140819371   COPY
ISBN 10h
4-14-081937-5   COPY
ISBN 10
4140819375   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年1月25日
最終更新日
2023年3月24日
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書評掲載情報

2023-07-08 毎日新聞  朝刊
評者: 養老孟司(解剖学者)
2023-06-24 朝日新聞  朝刊
評者: 磯野真穂(文化人類学者)
2023-04-29 日本経済新聞  朝刊
評者: 中川大地(評論家)
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紹介

VRは〝真の実在〞なのか? さまざまな思考実験をもとに新たな「現実」に迫る!

はたして私たちは自分がいまシミュレーションの世界の中にいる可能性を排除できるだろうか。すなわち例えば、『マトリックス』のネオのように、自分では気づかずに機械の生み出す仮想の世界を生きている、という可能性を排除できるだろうか。そして、もしそれができなければ、いかにして私たちは自分がいま生きている世界が偽りのバーチャル世界でないことを確かめられるのだろうか。これが本書で取り組まれる中心的な問題である。チャーマーズはこれにさまざまな角度からアプローチするのだが、彼は究極的には《私たちは自分がシミュレーションの世界を生きている可能性を排除できない》という点を認める。
――山口尚 本書「解説」より

〈目次より〉
第5部 心と意識の問題
 第14章 バーチャル世界で、心と体はどう相互作用するか?
 第15章 デジタル世界に意識は存在しうるか?
 第16章 ARは心を拡張するのか?
第6部 倫理と価値の転換
 第17章 バーチャル世界で良き生を送ることができるのか?
 第18章 シミュレートされた命は重要か?
 第19章 バーチャル社会をどのようにつくるべきか?
第7部 シミュレーションの中の真実
 第20章 バーチャル世界で私たちの言葉はどういう意味を持つか?
 第21章 塵の雲はコンピュータプログラムで動いているのか?
 第22章 実在は数学的構造なのか?
 第23章 私たちはエデンの園から追放されたのか?
 第24章 私たちは夢の世界のボルツマン脳なのか?

目次

第5部 心と意識の問題
 第14章 バーチャル世界で、心と体はどう相互作用するか?
 第15章 デジタル世界に意識は存在しうるか?
 第16章 ARは心を拡張するのか?
第6部 倫理と価値の転換
 第17章 バーチャル世界で良き生を送ることができるのか?
 第18章 シミュレートされた命は重要か?
 第19章 バーチャル社会をどのようにつくるべきか?
第7部 シミュレーションの中の真実
 第20章 バーチャル世界で私たちの言葉はどういう意味を持つか?
 第21章 塵の雲はコンピュータプログラムで動いているのか?
 第22章 実在は数学的構造なのか?
 第23章 私たちはエデンの園から追放されたのか?
 第24章 私たちは夢の世界のボルツマン脳なのか?

著者プロフィール

デイヴィッド・J・チャーマーズ  (デイヴィッド ジェイ チャーマーズ)  (著/文

1966年オーストラリア、シドニー生まれ。哲学者および認知科学者。ニューヨーク大学哲学教授、同大学の心・脳・意識センター共同ディレクター。アデレード大学で数学とコンピュータサイエンスを学ぶ。オックスフォード大学でローズ奨学生として数学を専攻後、インディアナ大学で哲学・認知科学のPh.D.を取得。ワシントン大学マクドネル特別研究員(哲学・神経科学・心理学)、カリフォルニア大学教授(哲学)、アリゾナ大学教授(哲学)、同大学意識研究センターのアソシエイトディレクターなどを歴任。専門は心の哲学、認識論、言語哲学、形而上学。2015年ジャン・ニコ賞受賞。著書に『意識する心――脳と精神の根本理論を求めて』(白揚社)、『意識の諸相』(春秋社)など。

高橋 則明  (タカハシ ノリアキ)  (翻訳

翻訳家。立教大学法学部卒。訳書にジョン・ロビンズ『100歳まで元気に生きる! 』(アスペクト)、クリス・アンダーソン『フリー』、ケン・シーガル『Think Simple』 (以上、NHK出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。