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NHK「100分de名著」ブックス 太宰治 斜陽 高橋 源一郎(著/文) - NHK出版
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NHK「100分de名著」ブックス 太宰治 斜陽 (エヌエイチケイヒャップンデメイチョブックスダザイオサムシャヨウ) 名もなき「声」の物語 (ナモナキコエノモノガタリ)

哲学・宗教
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発行:NHK出版
四六判
144ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-14-081903-6   COPY
ISBN 13
9784140819036   COPY
ISBN 10h
4-14-081903-0   COPY
ISBN 10
4140819030   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年7月5日
最終更新日
2022年7月16日
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紹介

隠され続けたのは、私たちの「声」なんだーー。

「一億玉砕」から「民主主義」へ――。言葉は変われどその本質は変わらなかった戦後の日本。そんな中、それを言われると世間が困るような「声」を持つ人たちがいた。酒におぼれる小説家・上原、既婚者・上原を愛するかず子、麻薬とアルコール中毒で苦しむ弟・直治。1947年に発表され爆発的ブームを巻き起こした『斜陽』に描かれる、生きるのが下手な彼らの「声」に、太宰治が込めた思いとは何だったのか。彼らが追い求めた「自分の言葉で」「真に人間らしく」生きるとはどういうことなのか。太宰が「どうしても書きたかったこと」に作家・高橋源一郎が迫る。秀作『散華』に焦点をあてた書下ろし特別章「太宰治の十五年戦争」収載。

著者プロフィール

高橋 源一郎  (タカハシ ゲンイチロウ)  (著/文

1951年、広島県生まれ。作家。1981年「さようなら、ギャングたち」で第4回群像新人長篇小説賞を受賞しデビュー。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞を受賞。他の著書に『一億三千万人のための『論語』教室』『「ことば」に殺される前に』(河出新書)、『これは、アレだな』(毎日新聞出版)、『学びのきほん 「読む」って、どんなこと?』(NHK出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。