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ラマレラ 最後のクジラの民 ダグ・ボック・クラーク(著/文) - NHK出版
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ラマレラ 最後のクジラの民 (ラマレラサイゴノクジラノタミ)

社会一般
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発行:NHK出版
四六判
496ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-14-081819-0   COPY
ISBN 13
9784140818190   COPY
ISBN 10h
4-14-081819-0   COPY
ISBN 10
4140818190   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年3月26日
最終更新日
2020年6月4日
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書評掲載情報

2020-12-27 読売新聞  朝刊
評者: 仲野徹(大阪大学教授、生命科学者)
2020-07-11 日本経済新聞  朝刊
評者: 奥野修司(ノンフィクション作家)
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紹介

勇魚(いさな)と呼ばれた海の王者クジラに挑む繊細かつ豪胆な海人の闘いに圧倒された。
喝采と感動の熱い涙がとまらない──椎名誠

世界で唯一、伝統捕鯨に生きるラマレラの民は手銛1本で巨獣に挑む。
近代化の波が押し寄せるなか、祖先から引き継いできた暮らしを守るべきか、
変化を受け入れるべきか、村人たちの心は揺れる。
銛打ちに憧れる若者ジョン、もっと教育を受けたいと願う妹のイーカ、
誇り高い村一番の銛打ちイグナシウス、都会生活を夢見る息子のベン……
それぞれのドラマを通して、存続の危機にある希少文化の“いま”を生き生きと描く。
圧倒的な迫力のクジラ狩りと、村人の心の葛藤が丹念に描写された貴重なルポル
タージュ。「ニューヨーク・タイムズ」紙ベスト100冊選出。

【レビュー】
●臨場感あふれる緻密なルポルタージュ。第一級の文芸小説のような風格と見事なジャーナリズムが結実したストーリー。読後は、クジラの民のよりよい未来を願う気持ちになる。──「ニューヨーク・タイムズ」紙
●じつに読みやすく、共感を覚えずにいられない作品。発展途上地域での近代化への強い誘惑と、そのなかで大切な文化が失われつつある危機感について述べられた考察が非常に深い。――「パブリッシャーズ・ウィークリー」誌
●読者はこの村の生活にどっぷり浸かり、村人たちの直面する究極の選択までも、わがことのように身近に感じられる。――「サンフランシスコ・クロニクル」紙
●著者の取材対象への共感と情熱は本物だ。インドネシア語とラマレラ語を習得して信頼関係を育み、物語のなかに完全に溶け込んで自分の存在すら感じさせない。――「アウトサイド」誌


【目次】
プロローグ 見習い修業
第1部 1994年~2014年
第1章 漂流
第2章 クジラの骨を遊び場として
第3章 クジラ乞いの儀式
第4章 村の団結が戻る
第5章 父の教え
第6章 笑う娘
第7章 ラマファの作法
第2部 2015年
第8章 新しい一年
第9章 自分の道は自分で
第10章 結婚式
第11章 人生の嵐に揉まれしときも
第3部 2016年
第12章 ケナプカ号が生まれ変わる
第13章 海獣との対峙
エピローグ

目次

プロローグ 見習い修業
第1部 1994年~2014年
第1章 漂流
第2章 クジラの骨を遊び場として
第3章 クジラ乞いの儀式
第4章 村の団結が戻る
第5章 父の教え
第6章 笑う娘
第7章 ラマファの作法
第2部 2015年
第8章 新しい一年
第9章 自分の道は自分で
第10章 結婚式
第11章 人生の嵐に揉まれしときも
第3部 2016年
第12章 ケナプカ号が生まれ変わる
第13章 海獣との対峙
エピローグ

著者プロフィール

ダグ・ボック・クラーク  (ダグボッククラーク)  (著/文

著述家、フリー・ジャーナリスト。ニューヨーク大学客員研究員。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『ジ・アトランティック』『ナショナル・ジオグラフィック』『GQ』『WIRED』『ローリング・ストーン』『ザ・ニュー・リパブリック』などの雑誌や、「ザ・ニューヨーカー」ウェブサイトなど著名メディアに寄稿。2016年Mirror Award最終候補、2017年Arthur L. Carter Journalism Institute Reporting Award受賞、フルブライト奨学金を2回授与されたほか、ピューリッツァー危機報道センターの助成金、およびカリフォルニア大学バークレー校11th Hour Food and Farming Journalism奨学金も授与された。ABC局の番組「20/20」をはじめ、CNNやBBC、ラジオではNPRでインタビューを受ける。本書中の写真は、『ニューヨーク・タイムズ』『ザ・ニュー・リパブリック』『WIRED』『メンズ・ジャーナル』『ELLE』「BuzzFeed」などにも掲載されている。本書が初の著作。

上記内容は本書刊行時のものです。