版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
グローバル・グリーン・ニューディール ジェレミー・リフキン(著/文) - NHK出版
..
詳細画像 0
【利用不可】

グローバル・グリーン・ニューディール (グローバルグリーンニューディール) 2028年までに化石燃料文明は崩壊、大胆な経済プランが地球上の生命を救う (ニセンニジュウハチネンマデニカセキネンリョウブンメイハホウカイダイタンナケイザイプランガチキュウジョウノセイメイヲスクウ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:NHK出版
四六判
312ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-14-081810-7   COPY
ISBN 13
9784140818107   COPY
ISBN 10h
4-14-081810-7   COPY
ISBN 10
4140818107   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年12月26日
最終更新日
2020年2月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

『限界費用ゼロ社会』の著者が示す新世界のビジョン!

 再生可能エネルギー技術の急速な発展と、危機的状況にある気候変動問題。現在は化石燃料エネルギー関連資産が過大評価される「カーボンバブル」の時代だが、その崩壊はもはや確定的な事実である。いまこそ、1930年代アメリカの「ニューディール」に匹敵する経済政策の大転換「グリーン・ニューディール」、すなわち経済インフラの脱炭素化、グリーン経済部門における雇用創出等が必要なのだ。
 投資家や金融機関はすでに化石燃料関連事業への投資から撤退しつつあり、社会的責任投資への取り組みを始めている。気候変動の緩和・適応策への取り組みを重視する企業にとっては大きなチャンスが訪れている――。
 過去20年にわたりEUおよび中国でゼロ炭素社会への移行に向けて助言を行ってきた著者が、新たな経済社会へのロードマップを示す!  


【目次】
イントロダクション
第I部 大転換――急速に進む化石燃料からの脱却と座礁資産
第1章 要はインフラだ
第三次産業革命のパラダイム/点と点を結ぶ/インフラは誰が所有するべきか?/グーグルの統治とそれへの対抗手段
第2章 パワー・トゥ・ザ・ピープル――太陽と風は無料だ
EUの政治活動家がグリーン・ニューディールをスタートさせるまで/ICTとコミュニケーションのインターネット/再生可能エネルギーのインターネット
第3章 ゼロ炭素社会の暮らし――自動化された電気車両による移動、接続点となるIoT建築物、スマートなエコロジカル農業
限界費用ほぼゼロの移動/IoTの接続点となる建物/グリーン時代に備えて労働力を養成する/スマートなエコロジカル農業/レジリエンスの時代
第4章 ティッピング・ポイント――二〇二八年前後にやってくる化石燃料文明の崩壊
二〇二〇年に達成すべき20-20-20/大転換――緑の一線を越える/見逃された警告/見て見ぬふりの北米/ブラックゴールドの呪い/警鐘を鳴らす金融業界
第Ⅱ部 廃墟から立ち上がるグリーン・ニューディール
第5章 巨人を目覚めさせる――声を上げる年金の力
カール・マルクスをひっくり返す/理論から実践へ――革命の始まり
第6章 経済改革――新しい社会資本主義
主役は社会的責任投資(SRI)/費用はどれだけ必要か?/資金はどこから/インフラを取り戻す/ESCO――グリーン・ニューディールのビジネスモデル
第7章 市民の力を結集せよ――地球上の生命を救うために
ヨーロッパからの手紙/種として考える/三頭のゾウ/グリーン・ニューディールのカギを握る二三の方策/ピア・アセンブリーによるガバナンス

目次

【目次】
イントロダクション
第I部 大転換――急速に進む化石燃料からの脱却と座礁資産
第1章 要はインフラだ
第三次産業革命のパラダイム/点と点を結ぶ/インフラは誰が所有するべきか?/グーグルの統治とそれへの対抗手段
第2章 パワー・トゥ・ザ・ピープル――太陽と風は無料だ
EUの政治活動家がグリーン・ニューディールをスタートさせるまで/ICTとコミュニケーションのインターネット/再生可能エネルギーのインターネット
第3章 ゼロ炭素社会の暮らし――自動化された電気車両による移動、接続点となるIoT建築物、スマートなエコロジカル農業
限界費用ほぼゼロの移動/IoTの接続点となる建物/グリーン時代に備えて労働力を養成する/スマートなエコロジカル農業/レジリエンスの時代
第4章 ティッピング・ポイント――二〇二八年前後にやってくる化石燃料文明の崩壊
二〇二〇年に達成すべき20-20-20/大転換――緑の一線を越える/見逃された警告/見て見ぬふりの北米/ブラックゴールドの呪い/警鐘を鳴らす金融業界
第Ⅱ部 廃墟から立ち上がるグリーン・ニューディール
第5章 巨人を目覚めさせる――声を上げる年金の力
カール・マルクスをひっくり返す/理論から実践へ――革命の始まり
第6章 経済改革――新しい社会資本主義
主役は社会的責任投資(SRI)/費用はどれだけ必要か?/資金はどこから/インフラを取り戻す/ESCO――グリーン・ニューディールのビジネスモデル
第7章 市民の力を結集せよ――地球上の生命を救うために
ヨーロッパからの手紙/種として考える/三頭のゾウ/グリーン・ニューディールのカギを握る二三の方策/ピア・アセンブリ―によるガバナンス

著者プロフィール

ジェレミー・リフキン  (ジェレミーリフキン)  (著/文

文明評論家。経済動向財団代表。欧州委員会、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを務めるほか、TIRコンサルティング・グループ代表として協働型コモンズのためのIoTインフラ造りに寄与する。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクールの経営幹部教育プログラムの上級講師。『エントロピーの法則』(祥伝社)、『水素エコノミー』『ヨーロピアン・ドリーム』『限界費用ゼロ社会』(以上NHK出版)、『エイジ・オブ・アクセス』(集英社)、『第三次産業革命』(インターシフト)などの著書が世界的ベストセラーとなる。『ヨーロピアン・ドリーム(The European Dream)』はCorine International Book Prize受賞。広い視野と鋭い洞察力で経済・社会を分析し、未来構想を提示する手腕は世界中から高い評価を得る。

幾島 幸子  (イクシマサチコ)  (翻訳

1951年,東京都に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家。訳書にM・サートン『総決算のとき』『70歳の日記』『74歳の日記』(以上みすず書房)、A・ネグリ/M・ハート『マルチチュード』『コモンウェルス』(共訳)、S・ピンカー『思考する言語』(共訳、以上NHK出版)、『暴力の人類史』(共訳、青土社)、N・クライン『ショック・ドクトリン』『これがすべてを変える』『NOでは足りない』(共訳、以上岩波書店)他多数。

上記内容は本書刊行時のものです。