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マヨラナ
消えた天才物理学者を追う
発行:NHK
縦20mm
460ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2013-07-07 |
読売新聞
評者: 須藤靖(宇宙物理学者、東京大学教授) |
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紹介
1938年3月26日の夜、シチリア島のパレルモからナポリ行きの船に乗った男が失踪した。エットーレ・マヨラナ-。エンリコ・フェルミ率いるパニスペルナ研究所で天賦の才を発揮するも、周囲との軋轢から孤立していった風変わりな物理学者。ニュートリノが実際に観測される25年も前に、この粒子の性質について考察していた恐るべき男。彼はなぜ失踪したのか?原子核物理学の世界に何を残していったのか。本書は、知られざる天才の驚くべき生涯の物語を軸に、核分裂という「錬金術」を実現しつつあった20世紀前半の物理学界の人々の人間模様、最新の素粒子物理学の課題を織り込んだ、他に類を見ないポピュラーサイエンス書である。
目次
第1部 異端審問所長-1906年~1938年(エトネーア通り二五一番地の屋根裏部屋
核危機
若き日のフランケンシュタイン
正体をあらわしたポルターガイスト
パンと精子 ほか)
第2部 暗黒物質-1938年~(道化師たち
ピランデッロ間奏曲
アルゼンチンよ、泣かないで
太陽は病んでいるか
獣の刻印 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。