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Hiroshima Collection(ヒロシマコレクション) 土田 ヒロミ(著) - NHK出版
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Hiroshima Collection(ヒロシマコレクション) (ヒロシマコレクション)

芸術
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発行:NHK出版
A5判
608ページ
定価 7,000 円+税   7,700 円(税込)
ISBN
978-4-14-009362-7   COPY
ISBN 13
9784140093627   COPY
ISBN 10h
4-14-009362-5   COPY
ISBN 10
4140093625   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年4月26日
最終更新日
2025年7月21日
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書評掲載情報

2025-12-13 毎日新聞  朝刊
評者: 武田砂鉄(ライター)
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紹介

300もの被爆資料を収めたモノクロプリントが物語る、核戦争の惨状と平和への願い。

原爆被害の苛烈さ(熔解したビンや焼け落ちた仏頭など)や暴力的に遮断された日常の断片を伝える(中身が焼け焦げた弁当箱や破損した学生服など)被爆資料写真と、文字で記録された被爆直後の過酷な状況や遺された家族の悲しみを、見開きに配置した写真集。核兵器の脅威が迫りつつあるいま、原爆がもたらす「リアル」を伝え、世界の在り方を問い直す1冊。大半の所蔵資料が被爆関係者の寄贈からなる広島平和記念資料館の図録的な意味合いも持つ。
原爆投下後80年が経過するなか、当時の被爆物や被爆者の遺品を広島平和記念資料館へ寄贈する人が後を絶たない。写真家・土田ヒロミは、戦後寄贈され続けている被爆資料を1980年代から撮影してきた。本書を「私たち人類にとっての『形見』の記録」だという土田は、平穏な日常を突然奪い去った原爆の非人間性を静謐なモノクロ写真で表現。それは、見る者の想像力を喚起し、核兵器の恐ろしさを「他者の痛み」に留まらせないための手法であり、被爆資料の声なき声を聴き取り伝えようとする写真家の思いでもある。
土田ヒロミにとって「ヒロシマ」はライフワークであり、本書はその集大成のひとつとなる。資料館を訪れる外国人観光客にも、そのメッセージが届くよう、また世界中の人びとにヒロシマの惨劇を伝えるべく、和英文併記としている。

著者プロフィール

土田 ヒロミ  (ツチダ ヒロミ)  (

写真家。1939年生まれ。福井県出身。福井大学工学部卒。ポーラ化粧品本舗(現・ポーラ)の開発部に勤務しながら東京綜合写真専門学校に通い、1971年よりフリー。東京綜合写真専門学校校長を務めた後、2000年~2013年まで大阪芸術大学教授を務めた。代表作は『俗神』『砂を数える』『ヒロシマ』。その作品、活動を通じて1971年の「太陽賞」のほか、「伊奈信男賞」(1978年)、「土門拳賞」(2008年)、「日本写真協会賞功労賞」(2022年)など数々の賞を受賞。ライフワークとしてヒロシマに関わり上述の「伊奈信男賞」受賞の「ヒロシマ 1945-1978 <原爆の子>の三十余年」以来撮り続けている。その作品群は 日本だけでなく、1970年代にニューヨーク近代美術館のコレクションに入るなど欧米からも高い評価を受けている。

上記内容は本書刊行時のものです。