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描かれた「故郷」 邱 函妮(著/文) - 東京大学出版会
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描かれた「故郷」 (エガカレタコキョウ) 日本統治期における台湾美術の研究 (ニホントウチキニオケルタイワンビジュツノケンキュウ)

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A5判
352ページ
定価 9,500円+税
ISBN
978-4-13-086065-9   COPY
ISBN 13
9784130860659   COPY
ISBN 10h
4-13-086065-8   COPY
ISBN 10
4130860658   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C3071  
3:専門 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年3月
書店発売日
登録日
2023年1月20日
最終更新日
2023年3月30日
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書評掲載情報

2023-05-20 朝日新聞  朝刊
評者: 椹木野衣(多摩美術大学教授・美術批評家)
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紹介

日本統治下の台湾。芸術家たちは、みずからの故郷をどのようなものとして捉え、描き出したのか。本書は、近代化の中で郷土芸術=「台湾美術」の創造を求められた彼らが、苦闘の中でアイデンティティと向き合い、独自の故郷イメージをつくりあげていった過程をたどる。台湾美術研究に一石を投じる意欲作。

目次

序章 台湾美術史と台湾人アイデンティティ
第一章 台湾における「美術」概念と制度の成立
第二章 近代台湾美術における「地方色(ローカル・カラー)」と郷土芸術
第三章 官展の出品作品に見る「台湾的」主題――黄土水、郭雪湖、陳植棋の作品を例として
第四章 ポスト印象派と近代台湾における芸術家意識の形成――陳澄波と陳植棋を例として
第五章 陳澄波の「故郷」意識とアイデンティティ――《嘉義の町はずれ》(1926 年)、《街頭の夏気分》(1927年)、《嘉義公園)(1937年)を中心として
終章 故郷と近代の往還

著者プロフィール

邱 函妮  (キュウ ハンニ)  (著/文

国立台湾大学芸術史研究所助理教授

上記内容は本書刊行時のものです。