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オランダ絵画にみる解剖学
阿蘭陀外科医の源流をたどる
発行:東京大学出版会
A5判
288ページ
定価
5,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年1月
- 書店発売日
- 2021年1月26日
- 登録日
- 2020年10月28日
- 最終更新日
- 2021年2月16日
書評掲載情報
2021-08-15 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
世界都市・アムステルダムでは外科職人「シルルゲイン」たちが学知と技術の先端を学び,若きレンブラントらがカンヴァスに描いた.これら絵画の謎解きから近代オランダ医学,外科学の黎明を再訪する.全書フルカラー.
目次
日本語版への序文
序章 17/18世紀のアムステルダムにおける医療制度
1 セバスティアン・エグベルツェン[1]1601-1603
解剖学講義の源流
2 セバスティアン・エグベルツェン[2]1619
笑う骸骨:解剖は骨学から
3 ヨハン・フォンテイン 1625-1626
伝え遺されゆく頭蓋標本
4 ニコラス・テュルプ 1632
若きレンブラントの力作:前腕解剖の謎解き
5 ヨアン・デイマン 1656
円熟期レンブラントの脳解剖:焼け跡からの復活
6 フレデリク・レウィス[1]1670
ロシア皇帝を魅了した解剖学者
7 フレデリク・レウィス[2]1683
小児解剖にみる繋がりゆく生命
8 ウィレム・ロエル 1728
シルルゲイン組合組織の栄光と衰退
9 ペトルス・カンパー 1758
解剖学から人類学へ:18世紀最強の解剖学者による頸部解剖
終章 シルルゲインの幹部たち
訳者あとがき(森 望)
Frank IJpma / Thomas van Gulik, Amsterdamse anatomische lessen ontleed,
Boom uitgevers, Amsterdam 2013を翻訳
上記内容は本書刊行時のものです。