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ナボコフ 訳すのは「私」 秋草 俊一郎(著) - 東京大学出版会
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ナボコフ 訳すのは「私」 (ナボコフヤクスノハワタシ) 自己翻訳がひらくテクスト (ジコホンヤクガヒラクテクスト)

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四六判
354ページ
価格 3,800円+税
ISBN
978-4-13-086038-3   COPY
ISBN 13
9784130860383   COPY
ISBN 10h
4-13-086038-0   COPY
ISBN 10
4130860380   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C3098  
3:専門 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年2月1日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2017年8月21日
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書評掲載情報

2018-07-21 日本経済新聞  朝刊
評者: 鴻巣友季子(翻訳家)
2011-09-04 日本経済新聞
2011-06-12 読売新聞
評者: 今福龍太(東京外語大学教授、文化人類学者)
2011-04-24 朝日新聞
評者: 山形浩生(評論家)
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紹介

バイリンガル作家ナボコフは,どのような謎を作品に仕掛けたのか? 一つの作品の英語版とロシア語版を精緻に読み比べることで,従来の作品解釈に変更を迫るような数々の発見を提示.ベケット,クンデラ,多和田葉子などにも共通する「自己翻訳」に着目し,創作と翻訳のダイナミズムを描き出す.東京大学総長大賞受賞の論考をもとにした快著.

目次

序章 自己翻訳とはなにか
第一章 ナボコフの「自然な熟語」――「一流」のロシア語から「二流」の英語へ
第二章 短編「報せ」――ホロコーストのあとさき
第三章 短編「重ねた唇」――消えうせた杖と組みかえられたトリック
第四章 『ディフェンス』――モラルをめぐるゲーム
第五章 『ロリータ』――ヘテログロッシア空間としてのアメリカ
第六章 訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』――樹影譚としての翻訳論
第七章 ナボコフの「不自然な熟語」――エクソフォニー、あるいは「外化」から「異化」へ
終章 訳された「私」
ナボコフの自己翻訳一覧/ナボコフ略年譜/書誌一覧/読書ガイド

上記内容は本書刊行時のものです。