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創発的言語態
発行:東京大学出版会
A5
360ページ
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2001年8月1日
- 登録日
- 2018年10月11日
- 最終更新日
- 2018年10月11日
紹介
「詩」や「文学」といったジャンル以前の視点から言語活動の発生源をとらえると何が見えてくるか.アイヌ口承,琉球歌謡など声のわざとしての“うた”から,聖書,身体表現にみられる私たちの生をかたどる“かたり”まで,創造の奥深くにことばの生態をさぐり明かす.
目次
I ことばの創発
1 うたうカラダの韻律論(佐藤良明)
2 泣き・ことば・うた(酒井正子)
3 口承文芸のメカニズム(中川裕)
4 『新体詩抄』と明治初期の「歌」(青山英正)
5 詩的近代の創発(エリス俊子)
II 響き合う創発
6 愛の翻訳論へ向けて(柴田元幸)
7 詩との出会い(ポール・ロシター)
8 ルネサンス期のsong研究の方法論を求めて(鈴木英夫)
9 書記言語と身体言語の棲み分けとねじれ(野田 学)
10 啓示と応答としての「うた」(川中子義勝)
III 騙りの言語態
11 嘲笑文学と変身男(宮下志朗)
12 歴史記述の虚構(廣田篤彦)
13 〈うつわ〉としての「私」(根本美作子)
14 深沢七郎と「唄」(倉数 茂)
15 騙りの創発(藤井貞和)
上記内容は本書刊行時のものです。