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ことばとかたち
キリスト教図像学へのいざない
発行:東京大学出版会
A5判
344ページ
定価
7,800円+税
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2023年2月
- 書店発売日
- 2023年2月14日
- 登録日
- 2022年11月19日
- 最終更新日
- 2023年2月8日
書評掲載情報
2023-05-14 |
読売新聞
朝刊 評者: 小池寿子(国学院大学教授・美術史家) |
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紹介
中世から近世にわたるキリスト教美術で多く描かれた主題をとりあげ、造形美術を読み取るための基礎知識と読解の楽しみを伝える。著者によるキリスト教図像学研究の集大成的一冊。キリスト教美術のかたちで実現された、永遠なる世界のヴィジョンを垣間見る。
目次
第一章 「ことば」と、「かたち」と――とりあえず、前段として
第二章 キリストの母マリアをどのように位置づけたらよいのか?――聖母か? 神母か? 生神女か?
第三章 水面の「かたち」をどのように表現したらよいのか?――伝統継承と刷新実現の二者択一のなかにあって
第四章 聖史伝の「ことば」をどのように探索したらよいのか?――「正典」でなければ、「外典」(アポクリフ)か? 「受難伝文学」か?
第五章 終末世界の「かたち」をどのように解読したらよいのか?――東方ギリシャ教会型か? 西方ラテン教会型か? あるいは両者の融合型か?
第六章 マリアの無原罪性をどのように造形したらよいのか?――教義の変遷、図像の変容、異教の混入
補遺一 基礎知識として、近代美術の流れを概観する
補遺二 キリスト教の歴史を知るにはなにを読むべきか?
補遺三 「ことば」と「かたち」――中世写本美術講義録
上記内容は本書刊行時のものです。