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近代芸術家の表象
マネ、ファンタン=ラトゥールと1860年代のフランス絵画
発行:東京大学出版会
A5判
472ページ
価格
7,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2006年9月1日
- 登録日
- 2018年10月11日
- 最終更新日
- 2018年10月11日
書評掲載情報
2021-05-23 |
読売新聞
朝刊 評者: 中島隆博(東京大学教授・哲学者) |
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紹介
マネやファンタン=ラトゥールを中心とした芸術家集団「ポスト・レアリスト」たちの新たなレアリスムの模索を,「芸術家像」という切り口から分析する19世紀フランス絵画史.絵画の刷新をめざした画家たちの作品分析を中心に,イメージ資料および文字テクストの読解により,従来未見過されてきた西洋美術史の谷間をうめる労作.図版280点.
目次
第I部 芸術家集団――オマージュとマニフェスト
第1章 ファンタン=ラトゥールの《ドラクロワへのオマージュ》(一八六四年)――「ポスト・レアリスト」の集団肖像画
第2章 ファンタン=ラトゥールの《乾杯(真実へのオマージュ)》(一八六五年)――二度目のポスト・レアリスト宣言
第II部 芸術家生活――ボヘミアン芸術家について
第3章 ルノワールの《アントニー小母さんの酒場》(一八六六年)――田園のボヘミアン生活
第4章 マネの《芸術家(マルスラン・デブータンの肖像)》(一八七五年)――都市のボヘミアン
第III部 肖像画――ルーヴル美術館と画家たちの交友
第5章 自画像と友人の肖像
第6章 ファンタン=ラトゥールの《マネの肖像》(一八六七年)――非妥協的なダンディーとしての芸術家
第IV部 アトリエ――制作と交友の場
第7章 バジールの《ラ・コンダミンヌ通りのアトリエ》(一八七〇年)――アトリエの親密さと仲間たちの集い
第8章 ファンタン=ラトゥールの《バティニョール街のアトリエ》(一八七〇年)――マネとカフェ・ゲルボワのグループ
上記内容は本書刊行時のものです。