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江戸の声
黒木文庫でみる音楽と演劇の世界
発行:東京大学出版会
B5変形判
296ページ
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2006年5月1日
- 登録日
- 2018年10月11日
- 最終更新日
- 2018年10月11日
紹介
東京大学教養学部国文学漢文学教室に保管されていた近世演劇・芸能・音楽史の資料群、黒木勘蔵文庫。これまでほとんど知られてこなかった黒木文庫の全体像を明らかにするとともに、江戸の音楽、演劇の世界を復元する。公開された黒木文庫データベースの手引きとしても有効。
目次
近世日本音楽と黒木文庫と竹内文庫(竹内道敬)
黒木勘蔵追慕(鳥越文蔵)
思索と実証――黒木勘蔵の歳月(ロバート・キャンベル)
黒木勘蔵年譜
第一章 音曲と演劇の交響(安田文吉ほか)
第二章 語りの文化――江戸のベストセラー浄瑠璃本(武井脇三ほか)
第三章 浄瑠璃とメディア体制(黒石陽子)
第四章 劇場音楽としての昇華――「道成寺」(佐藤知乃ほか)
第五章 芸能文化の広がり(高橋則子ほか)
第六章 江戸の狂言作者(光延真哉ほか)
第七章 近代の上方歌舞伎・異色の名優――林又一郎舞台資料から(光延真哉)
[インタビュー]伯父・林又一郎の思い出と芸風(坂田藤十郎)
[対談]林与一さんに聞く――ありし日の祖父、林又一郎
上記内容は本書刊行時のものです。