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津波の人類学
海を越えた東日本大震災
発行:東京大学出版会
四六判
292ページ
定価
3,400 円+税
3,740 円(税込)
- 書店発売日
- 2026年2月27日
- 登録日
- 2025年12月16日
- 最終更新日
- 2026年2月10日
書評掲載情報
| 2026-04-18 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 赤坂憲雄(民俗学者) |
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紹介
東日本大震災は、日本を遥かに越えた災害でもあった――国内の被災地を5年にわたり調査した好評の前著(『復興と尊厳』2018年)から更にスケールを広げ、海外で津波の影響を受けた南米・ポリネシア・北米の各地を巡り、環太平洋の視点から土地と人々が経験した変動を描き出す。津波がもたらす影響を、海を越えて広がる物質的・文化的連鎖として捉え、新たに「被災圏」という構想を提示したフィールドワークの精華。
目次
はじめに
第一章 津波をめぐる想像力
1 津波と人間/2 トランスナショナルな津波災害と両岸の研究/3 人類学的想像力
第二章 地球の裏の3.11
1 地球観測史上最大の地震/2 チリの3.11の被災地/3 「東日本大震災」を問い直す視座
第三章 津波とモアイ
1 アフ・トンガリキ/2 日本とイースター島の関係史/3 南三陸町とイースター島の往還/4 モアイを通して想像する
第四章 震災起因漂流物と瓦礫ヒッチハイカー
1 津波によるモノと生物の越境/2 海を越えた生態系――海洋科学者はいかに対処したか/3 価値ある漂着瓦礫――文化・芸術の専門家はいかに応答したか/4 津波をめぐるエージェンシー
終 章 人類学的想像力の地平――被災圏の構想
1 関係性を生成する想像力/2 被災圏
おわりに――被災圏に生きるということ
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。

