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グローバル化・社会変動と教育1
市場と労働の教育社会学
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年4月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2017年8月21日
紹介
イギリスの教育社会学者たちが編んだ,定評あるリーディングス最新版の訳書第1巻.急速なグローバル化などマクロな社会変動が,各国の教育制度や政策に与えている影響を理論的・実証的に考察.巻末には日本の文脈で問題をとらえた編訳者による論文も収録.【全2巻】
目次
序 教育の展望――個人化・グローバル化・社会変動(H.ローダー、Ph.ブラウン、J.A.ディラボー、A.H.ハルゼー/吉田文・広田照幸・本田由紀訳)
1章 新自由主義・グローバル化・民主主義――教育の課題(M.オルセン/田原宏人訳)
2章 レトリックと実践のグローバル化――「教育の福音」と職業教育主義(W.N.グラブ、M.ラザーソン/筒井美紀訳)
3章 グローバル化・知識・マグネット経済の神話(Ph.ブラウン、H.ローダー、中村高康訳)
4章 知識経済の特徴とは何か?――教育への意味(D.ガイル/潮木守一訳)
5章 ヨーロッパの大学(A.H.ハルゼー/潮木守一訳)
6章 学生のエンパワメントか学習の崩壊か?――高等教育における学生消費者主義のインパクトに関する研究課題(R.ネイドゥ、I.ジャーミソン/橋本鉱市訳)
7章 学習社会における歴史・経歴・場所――生涯学習の社会学に向けて(G.リース、R.フェーブル、J.ファーロング、S.ゴラード/児美川孝一郎訳)
8章 教育の拡大と不満の調停――アラブ諸国における学校教育の文化政治(A.E.マザウィ/苅谷剛彦訳)
9章 ワシントン・コンセンサスからポスト・ワシントン・コンセンサスへ――国際的な政策アジェンダがマラウイの教育政策・実践に及ぼした影響(P.ローズ/浜野隆訳)
個人化・グローバル化と日本の教育――解説にかえて(広田照幸・吉田文・本田由紀・苅谷剛彦)
上記内容は本書刊行時のものです。