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鉱毒問題と明治知識人
発行:東京大学出版会
A5判
280ページ
定価
7,200円+税
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2020年9月
- 書店発売日
- 2020年9月28日
- 登録日
- 2020年7月30日
- 最終更新日
- 2020年9月24日
紹介
明治期最大の社会問題となった足尾鉱毒事件に直面し,同時代の知識人たちはいかなる思想的応答を行ったのか.本書は,この未曾有の事態に真摯に向き合った田中正造,福澤諭吉,勝海舟,内村鑑三,幸徳秋水などの言説を丹念に追い,「近代」がもたらした問題をめぐる人々の格闘を跡づける.
目次
序 章
第一章 田中正造の虚像と実像
第二章 田中正造の思想世界――特に儒学との関連について
第三章 「情」と「智」の相剋――勝海舟と福沢諭吉
第四章 「社会」と「国家」のはざまで――島田三郎と陸羯南
第五章 「近代」への反逆――内村鑑三と幸徳秋水
終 章 「近代」の問題と明治知識人
上記内容は本書刊行時のものです。