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財政投融資
発行:東京大学出版会
四六判
240ページ
価格
2,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2006年5月1日
- 登録日
- 2018年10月11日
- 最終更新日
- 2018年10月11日
紹介
近代日本がつくりだした強大な政府金融システム=財政投融資とは何か。それはどのようなしくみをもち、いかなる機能をはたしてきたのか。2001年改革による制度変化と残された課題を探り、そのあるべき将来像を模索する。
行政学叢書【全12巻】
目次
序章 予算のなかの財政投融資
1 腐蝕する政府公共部門
2 グレーゾーンの堆積と国家的資金調達システム
3 予算と政府金融――ひろい意味での財政投融資
4 いま、なぜ、財政投融資なのか――本書の構成
Ⅰ章 財政投融資のしくみ
1 制度の歴史的形成――大蔵省預金部から資金運用部へ
2 大蔵省資金運用部資金と財政投融資
3 産業投資特別会計と財政投融資
4 簡易生命保険と財政投融資
5 政府保証債・自己資金
6 財政投融資と予算・法制度
7 2001年改革と原資の調達――制度の外形
8 特殊法人改革と財投機関
Ⅱ章 財政投融資の歴史的機能
1 投資対象の変化と財政の「補完」
2 財投機関の濫設と政治
3 政治的資源としての財政投融資の効用と限界
Ⅲ章 2001年改革とは何であったか
1 財政投融資制度改革の始動
2 財政投融資と政権・財務省
3 不透明な財投機関の経営
4 残された論点と課題
終章 財政投融資をどうするのか
1 財政投融資の目的の再考
2 「入口」をどうするのか
3 情報の開示による財投機関の整理と再編成
上記内容は本書刊行時のものです。