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中国・海南島
焼畑農耕の終焉
発行:東京大学出版会
A5判
240ページ
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2004年2月1日
- 登録日
- 2018年10月11日
- 最終更新日
- 2018年10月11日
紹介
巨大な領土と多様な環境をもつアジア最大の国家・中国は「アジアの環境保全」を考えるうえで最も重要な地域である.その広大な領土のなかのひとつの点のような場所から,市場経済・観光開発と変化する環境との拮抗関係をとらえ,海南島のリー族社会という極微な眼から,その「生活世界」と「環境」を透視する.
目次
序章 リー族の生活世界の現在と開発(篠原 徹)
第I部 外部からみたリー族社会
1章 史書にみるリー族の生活世界(西谷 大)
2章 酒とフィールドワーク(梅崎昌裕)
第II部 自然利用の変容と生活
3章 環境利用の変容と生活適応戦略(西谷 大)
4章 環境保全と両立する生業(梅崎昌裕)
第III部 生業経済から市場経済へ
5章 換金作物と貧困克服の試み(蒋宏偉)
6章 都市近郊農村のマーケット依存性(伊藤貴子)
7章 市場経済の浸透と商いの自立性(卯田宗平)
上記内容は本書刊行時のものです。