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地域の危機・釜石の対応 東大社研(編集) - 東京大学出版会
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地域の危機・釜石の対応 多層化する構造

A5判
448ページ
定価 5,800円+税
ISBN
978-4-13-030217-3
Cコード
C3030
専門 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年7月
書店発売日
登録日
2020年4月29日
最終更新日
2020年6月12日
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紹介

度重なる危機に対して,人びとがどのように向き合い,対応し,また対応しようとしているのかを,震災前から総合地域調査を続けている岩手県釜石市の事例に即して考えることで,地域固有の構造的問題を記憶の力に着目しつつ浮き彫りにする.特に記憶の継承が地域社会において果たす潜在的な力に着目する.

目次

はしがき(中村尚史・玄田有史)

序 章 戦後釜石における危機の多層化(中村尚史)

第I部  政治と行政の危機対応
第1章 震災と地域の収縮――「二重の危機」への対応(佐々木雄一)
第2章 危機において政治にできること,なすべきこと――釜石の未来図とその責任(宇野重規)
第3章 財政からみる釜石市の危機対応力――役立った力と今後必要な力(荒木一男)
第4章 災害対策本部というドラマ――転用組織の入れ子構造(竹内直人)
第5章 多層化する地域防災――規範としてのトリガーや心持ち(佐藤慶一)

第II部 経済主体の危機対応
第6章 地方企業のフューチャー・デザイン――地域内の関係・外部からの調達(高橋陽子・中村圭介)
第7章 釜石港の再生と地域の危機対応能力――T字路から十字路へ(橘川武郎)
第8章 三陸鉄道をめぐる危機と希望――地域公共交通経営の普遍性・特殊性(二階堂行宣)

第III部 地域社会の危機対応
第9章 個人の危機と法制度――地域における法化と制度化の間隙(飯田 高)
第10章 高校生人口の減少と高校生活――通学範囲広域化の影響分析(田中隆一・近藤絢子)
第11章 住宅再建までの判断と道程――同じ町の人々の異なる8年間(西野淑美・石倉義博)

第IV部 地域の記憶と危機対応
第12章 記憶の社会的チカラ――記憶と共に生きるための歴史実践(梅崎 修・竹村祥子・吉野英岐)
第13章 魚のまち,途中の時間――危機と共に生きる人々と水産業(高橋五月)
第14章 つながること,つづけること――まつりを復興させる意味(佐藤由紀・大堀 研)

終 章 危機対応と希望――小ネタが紡ぐ地域の未来(玄田有史・荒木一男)

あとがき(玄田有史・中村尚史)

著者プロフィール

東大社研  (トウダイシャケン)  (編集

東京大学社会科学研究所

中村 尚史  (ナカムラ ナオフミ)  (編集

東京大学社会科学研究所教授

玄田 有史  (ゲンダ ユウジ)  (編集

東京大学社会科学研究所教授

上記内容は本書刊行時のものです。