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中国司法の政治史 1928-1949 吉見 崇(著/文) - 東京大学出版会
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中国司法の政治史 1928-1949

A5判
248ページ
定価 5,300円+税
ISBN
978-4-13-026166-1
Cコード
C3022
専門 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年6月
書店発売日
登録日
2020年4月29日
最終更新日
2020年6月22日
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紹介

中国における近代制度を構築して統治する中国国民党政権を,これまで強調されてきた一党独裁という側面からではなく,立憲主義や民主主義といった憲政という視角から再考し,中国近現代史のなかで再定位する.司法制度をめぐる政治情勢を新史料から克明に描き出す.

目次

序 章 中国近現代史の憲政と司法
     第一節 近現代中国の憲政という視角
     第ニ節 国民党政権の憲政への移行と司法という問題群
     第三節 国民党政権期という時代
     第四節 国民党政権期の司法についての構造

第一部 権力を分立する――司法権の独立

第一章 一党独裁における司法権の独立
     第一節 問題の萌芽――五権分立と司法権の独立
     第ニ節 純粋な裁判機関を目指して――三権制への志向
     第三節 憲法制定活動への接続
     第四節 五五憲草における司法権の独立
     おわりに

第二章 憲政への移行と司法権の独立
     第一節 五五憲草への異議申し立て 
     第ニ節 司法権の独立をめぐる同床異夢――蔣介石と孫科
     第三節 中華民国憲法における定義
     第四節 終わらない対立
     おわりに

第二部 権力を抑制する――検察改革

第三章 英米法系を志向する検察改革
     第一節 英米法系への接近 
     第ニ節 逆行する改革
     第三節 実験裁判所の設置
     第四節 一九四五年の刑事訴訟法改正
     おわりに 
 
第四章 行き過ぎた検察改革
     第一節 党の提案を拒否する――司法行政部の強気
     第ニ節 検察制度を廃止せよ――陳霆鋭の改革論 
     第三節 改革の帰結
     おわりに

第三部 権力から守る――提審法

第五章 人身の自由をめぐる角逐
     第一節 人身の自由をめぐる構造化――中華民国訓政時期約法と提審法
     第ニ節 日中戦争期の人身の自由論――イギリス憲政の表象化
     第三節 保障人民身体自由辧法から提審法の施行へ
     おわりに

終 章 憲政と司法から見た国民党政権
     第一節 国民党政権の憲政と司法
     第ニ節 国民党政権期の歴史的位置づけ


A Political History of Jurisdiction in China, 1928-1949
Takashi YOSHIMI

著者プロフィール

吉見 崇  (ヨシミ タカシ)  (著/文

東京経済大学全学共通教育センター専任講師

上記内容は本書刊行時のものです。