版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
〈救済〉のメーディウム 竹峰 義和(著) - 東京大学出版会
.
【利用不可】

〈救済〉のメーディウム (キュウサイノメーディウム) ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ (ベンヤミンアドルノクルーゲ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
4-6
472ページ
価格 5,900円+税
ISBN
978-4-13-010130-1   COPY
ISBN 13
9784130101301   COPY
ISBN 10h
4-13-010130-7   COPY
ISBN 10
4130101307   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C3010  
3:専門 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年9月1日
登録日
2016年9月26日
最終更新日
2017年8月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

ベンヤミン,アドルノ,クルーゲが対峙した映画や音楽,テレビといったメーディウム.それらはありえたはずの過去と来るべき未来が交錯し,〈救済〉の瞬間が顕現する媒体でもあった.彼らのテクストを内在的に精読することで,そこに孕まれるアクチュアリティを再起動し,〈救済〉の音楽を鳴り響かせる.

目次

序 論 フランクフルト学派のアクチュアリティ

第I部 救済の美学
第1章 「無声映画の革命的優位性」――初期ベンヤミンにおける〈沈黙〉と〈音楽〉
第2章 解体と再生の遊戯――ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」について
第3章 補論1 外来語の救済――初期アドルノにおけるクラウス的な主題をめぐって

第II部 メーディウムとしての芸術作品
第4章 芸術の認識機能――アドルノのシェーンベルク論をめぐって 
第5章 破壊と救済のはざまで――アドルノ美学におけるキッチュの位置
第6章 補論2 挑発としての擬態――アドルノ文化産業論再考

第III部 変容する投壜通信
第7章 投壜通信からメディア公共圏へ――アドルノとクルーゲ
第8章 労働のメタモルフォーゼ――ネークト/クルーゲ『歴史と我意』(1981)をめぐって
第9章 マルクス主義の死後の生――クルーゲ『イデオロギー的な古典古代からのニュース』

あとがき
索引

The Medium of Redemption : Benjamin-Adorno-Kluge
Yoshikazu TAKEMINE

上記内容は本書刊行時のものです。