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落窪物語 花村 えい子(著/文) - 中央公論新社
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全集

落窪物語

A5判
276ページ
定価 1,500円+税
ISBN
9784124036008
Cコード
C0379
一般 全集・双書 コミックス・劇画
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年6月11日
最終更新日
2020年6月19日
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紹介

床の落ち窪んだ部屋に閉じ込められている心美しく薄幸な「落窪の君」。現存する継子いじめ物語では世界最古の一つとされる物語が、瑞々しい感情描写と流麗な筆致で蘇る。

 作者不詳の『落窪物語』は、現存する物語としては世界最古のひとつとされる継子いじめ物語(灰かぶり物語)であり、高貴な生まれである主人公の生い立ち、親身に補佐する副主人公、迫害の際の家事の押しつけなど、その要素を備えた作品である。

 成立年については、『枕草子』(長保二・三[西暦一〇〇〇・一]年成立)以前、西暦九八六年以降の間の諸説がある。

 この後に出現する『源氏物語』などに比べてこぢんまりとはしているが、写実的要素が強く、存在感ある登場人物の造型、時制の前後する大胆な構成など、大衆的で現代的なものを感じさせるつくりが特徴的である。

 原典は巻之一~四で構成され、それぞれの巻が大まかに「女主人公への迫害」「男主人公による救出」「継母とその一族への復讐と和解」「両家のその後」にあたり、本書では、巻之一~三を中心に取り上げている。

著者プロフィール

花村 えい子  (ハナムラエイコ)  (著/文

花村えい子

埼玉県川越市出身。女子美術大学中退。1965年(昭和40)、「なかよし」に『春をよぶ歌』を連載し、少女漫画誌にデビュー。以後、数多くの少女漫画誌、女性雑誌に次々と連載を持つ。平成元年、第18回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。代表作に『霧の中の少女』(「家庭の秘密」のタイトルで昭和50年にテレビドラマ化)、『花蔭の女』『花びらの塔』、一連の連城三紀彦原作作品など。

上記内容は本書刊行時のものです。