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そこにある山
人が一線を越えるとき
発行:中央公論新社
文庫判
288ページ
定価
820円+税
- 書店発売日
- 2023年12月21日
- 登録日
- 2023年11月1日
- 最終更新日
- 2023年12月8日
書評掲載情報
2024-05-11 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2024-02-25 |
読売新聞
朝刊 評者: 中村計(ライター) |
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紹介
「なぜ本書が、(中略)かような一大傑作論考として結実したのかといえば、それは結婚が全部悪いのである。」(あとがきより)
「どうして結婚したんですか?」
「どうして結婚したんですか?」
デリカシーに欠けた、無配慮で苛立たしいこの“愚問”がもたらしたのは、人はなぜ冒険するのかという「最大の実存上の謎」への偉大な洞察だった。
43歳をすぎ「人生が下り坂に入った」と自覚する著者が、探検家としての思考の遍歴を網羅した傑作エッセイがついに文庫化。
〈解説〉仲野徹(生命科学者)
目次
序 章 結婚の理由を問うのはなぜ愚問なのか
第一章 テクノロジーと世界疎外――関わること その一
第二章 知るとは何か――関わること その二
第三章 本質的な存在であること(二〇一九年冬の報告)――関わること その三
第四章 漂泊という〈思いつき〉――事態について その一
第五章 人はなぜ山に登るのか――事態について その二
終 章 人生の固有度と自由
※文庫化にともない、『そこにある山 結婚と冒険について』から『そこにある山 人が一線を越えるとき』に改題しました。
上記内容は本書刊行時のものです。