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元禄お犬姫
発行:中央公論新社
文庫判
328ページ
定価
720円+税
- 書店発売日
- 2021年5月21日
- 登録日
- 2021年4月8日
- 最終更新日
- 2021年4月28日
書評掲載情報
2021-07-03 |
朝日新聞
朝刊 評者: 澤田瞳子(小説家) |
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紹介
徳川綱吉が発した「生類憐れみの令」のもと、野犬も「お犬様」と呼ばれた時代。中野で犬小屋支配を勤める森橋家の娘・知世は、祖父、母、弟とともに小石川の剣術稽古場・堀内家の離れに移り住む。彼女は、二十一歳の嫁き遅れの身だが、どんな犬でもたちどころに手懐けてしまうことから「お犬姫」と呼ばれている。年の瀬も迫った頃、近所の牛天神を詣でた知世は、足を痛めて身を潜めていた香苗という女性と出会う。そこに現れたのは浪人者・河合真之介。知世は真之介の手を借りて、香苗を助け出すが……。『婦人公論』好評連載、待望の書籍化。
上記内容は本書刊行時のものです。