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赤い死の舞踏会
付・覚書(マルジナリア)
発行:中央公論新社
文庫判
360ページ
定価
1,000円+税
- 書店発売日
- 2021年4月21日
- 登録日
- 2021年3月5日
- 最終更新日
- 2021年4月8日
書評掲載情報
2021-08-08 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
「赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか、処女作「メッツェンガアシュタイン」など短篇小説十篇と、蔵書の行間に書き込んだ思考の断片「覚書(マルジナリア)」を収録。
巻末に解説「ポォの作品について」を所収。
吉田健一の名訳で鮮やかに甦るポーの作品集
上記内容は本書刊行時のものです。