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ぼくが戦争に行くとき
反時代的な即興論文
発行:中央公論新社
文庫判
288ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2020年8月21日
- 登録日
- 2020年7月11日
- 最終更新日
- 2020年8月8日
書評掲載情報
2020-09-19 |
朝日新聞
朝刊 評者: 山田航(歌人) |
2020-09-06 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
『この東京の真ん中にいて『ロビンソン・クルーソー漂流記』のように生きてみたいと思うのはバカげたことだ、という人もいるかもしれない。しかし、ビルの乱立と人口の増加というのは、ただの統計学的な問題であって、私たちは百年前と比べて百倍もの「隣人」を持っているくせに、友情などというものに、ロマンチシズムを感じないようになってしまっている。だれも心の中に無人島を持っているからである――』。
本書は、寺山修司が混とんとする日本社会と対峙した批評集であり、現代社会にも警笛を鳴らす寺山修司の叫びでもある。まったくユニークな個性あふれる文体で社会を論じる随想集。寺山修司ファン待望の初文庫化!
上記内容は本書刊行時のものです。