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ぼくが戦争に行くとき 寺山 修司(著/文) - 中央公論新社
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ぼくが戦争に行くとき (ボクガセンソウニイクトキ) 反時代的な即興論文 (ハンジダイテキナソッキョウロンブン)

文庫
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文庫判
288ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-12-206922-0   COPY
ISBN 13
9784122069220   COPY
ISBN 10h
4-12-206922-X   COPY
ISBN 10
412206922X   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1195  
1:教養 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月11日
最終更新日
2020年8月8日
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書評掲載情報

2020-09-19 朝日新聞  朝刊
評者: 山田航(歌人)
2020-09-06 読売新聞  朝刊
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紹介

『この東京の真ん中にいて『ロビンソン・クルーソー漂流記』のように生きてみたいと思うのはバカげたことだ、という人もいるかもしれない。しかし、ビルの乱立と人口の増加というのは、ただの統計学的な問題であって、私たちは百年前と比べて百倍もの「隣人」を持っているくせに、友情などというものに、ロマンチシズムを感じないようになってしまっている。だれも心の中に無人島を持っているからである――』。 

本書は、寺山修司が混とんとする日本社会と対峙した批評集であり、現代社会にも警笛を鳴らす寺山修司の叫びでもある。まったくユニークな個性あふれる文体で社会を論じる随想集。寺山修司ファン待望の初文庫化!

著者プロフィール

寺山 修司  (テラヤマシュウジ)  (著/文

寺山修司

1935年、青森県弘前市生れ。県立青森高校在学中より俳句、詩に早熟の才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)。1954(昭和29)年、「チエホフ祭」50首で短歌研究新人賞を受賞。以後、放送劇、映画作品、さらには評論、写真まで、活動分野は多岐にわたる。とりわけ演劇には情熱を傾け、演劇実験室「天井棧敷」を主宰。その成果は国際的にも大きな反響を呼んだ。1983没。現在でも寺山作品は上映され続け熱狂的ファンが多い。

上記内容は本書刊行時のものです。