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漱石先生
発行:中央公論新社
文庫判
256ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2020年7月22日
- 登録日
- 2020年6月11日
- 最終更新日
- 2020年6月11日
書評掲載情報
2021-02-27 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 平田俊子(歌人) |
2020-08-29 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2020-08-09 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
先生はごく温かい柔らかい心持ちを持った、いわばあの作物の中の坊ちゃんであられたのである――自他共に認める「別格の弟子」が、教師と生徒としての第五高等学校での出会いから、その素顔と作品、周辺に集う人々までを親愛と哀切の情をこめて語る。文庫オリジナル
〈座談〉小宮豊隆・松根東洋城・寺田寅彦
〈巻末エッセイ〉中谷宇吉郎
(目次より)
Ⅰ 先生の追憶
夏目先生/蛙の鳴声/夏目先生の自然観/「柿の種」より/夏目漱石先生の追憶/埋もれた漱石伝記資料/「自由画稿」より/『普及版漱石全集』内容見本推薦文/『決定版漱石全集』内容見本推薦文/日記より三句/思ひ出るまゝ
Ⅱ 先生に集う人たち
根岸庵を訪う記/初めて正岡さんに会った時/仰臥漫録/子規自筆の根岸地図/子規の追憶/『子規全集』/明治三十二年頃/芥川竜之介君/高浜さんと私/『藪柑子集』自序/『藪柑子集』執筆当時の追憶/『漱石襍記』について/津田青楓君の画と南画の芸術的価値
Ⅲ 先生と俳諧
夏目先生の俳句と漢詩/天文と俳句/涼味数題/思出草/俳諧瑣談/こころもち/〈座談〉小宮豊隆・松根東洋城・寺田寅彦 漱石先生俤草/『漱石俳句研究』より
〈巻末エッセイ〉中谷宇吉郎 寒月の「首縊りの力学」その他/冬彦夜話
上記内容は本書刊行時のものです。