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青春忘れもの
増補版
発行:中央公論新社
文庫判
272ページ
定価
840円+税
- 書店発売日
- 2020年4月22日
- 登録日
- 2020年3月6日
- 最終更新日
- 2020年4月4日
書評掲載情報
2020-05-17 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
小学校卒業後に就職、食の楽しみを覚え、映画や芝居に夢中になり、吉原に通った戦前。海軍でしごかれた戦中期。そして戦後、師・長谷川伸の知遇を得て、脚本家、さらに30代で小説家として立つまで――。著者の創作のエッセンスが詰まった痛快な青春記。
「時代小説を書いている私の主題のとらえ方の一例が、過去の自分の生活の中から、どのようにして採り出されているかをお目にかける」という著者自身の意図のもと、短篇小説「同門の宴」を併録したファン必読の一冊。インタビュー「池波正太郎の〔青春・小説・人生〕」を増補。
■目次より
青春忘れもの(祖父の家/蕪と株/再会/夢中の日々/十五代目・羽左衛門/別れ別れ/開戦前後/応召前夜/海軍八〇一空/終戦/恩師/旧友)
同門の宴
〈解説〉池波さんのこと 島田正吾
〈インタビュー〉池波正太郎の〔青春・小説・人生〕 聞き手:佐藤隆介
上記内容は本書刊行時のものです。