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蓮の数式 遠田 潤子(著/文) - 中央公論新社 【利用不可】
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蓮の数式
発行：中央公論新社
文庫判
400ページ
定価
720円+税
- 書店発売日
- 2018年1月23日
- 登録日
- 2017年12月14日
- 最終更新日
- 2017年12月18日
紹介
35歳の千穂は不妊治療を始めて10年。一方的に原因を押し付けられ、夫と義母からの嫌味に耐え続けてきた。ある日、夫の運転する車が男と接触してしまう。「金で解決しろ」と処理を押し付けられた千穂は、男に謝罪しようと姿を探し続ける。その過程で、被害者の男がディスカリキュリア（算数障害）であることに気付き手をさしのべようとする千穂と、その行動を訝しむ夫。一方的に疑われたことで、これまで抑えてきた感情を一気に爆発させた千穂は、ある事件を引き起こしてしまうのだった――。
上記内容は本書刊行時のものです。
