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認知の母にキッスされ ねじめ 正一(著/文) - 中央公論新社 【利用不可】
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認知の母にキッスされ
発行：中央公論新社
文庫判
336ページ
定価
800円+税
- 書店発売日
- 2017年12月22日
- 登録日
- 2017年11月14日
- 最終更新日
- 2017年12月18日
書評掲載情報
| 2022-06-25 |
東京新聞／中日新聞
朝刊 評者: 平田俊子（詩人） |
| 2018-02-11 | 東京新聞／中日新聞 朝刊 |
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紹介
今日も明日も介護の日々。そして、認知症の妄想は、加速していく――まったく新しい体験的〝介護小説〟ある日、デイケア先で喚きはじめた母は、気付かぬうちに認知症を発症していた。介護のために毎日、母の元へ通い始めた息子は、一語一語逃さぬよう、母の「妄想」を聞き取り始める……。
「介護」というシビアなテーマでありながら、著者の体験を元に、なれない介護に振り回される姿が描かれ、ホッとする読後感のある作品。単行本刊行から３年、文庫版では、段々と妄想も減り、そしてついには、何も話さなくなった母・みどりさんとの日々が加筆されます。言葉無く眠り続けるベッドの脇で巡らした思いとは、そして……。
上記内容は本書刊行時のものです。
