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意志と表象としての世界
巻次:1
発行:中央公論新社
縦180mm
369ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年8月
- 登録日
- 2016年5月26日
- 最終更新日
- 2016年5月26日
紹介
世界とは「わたしの表象」、人生とは。苦悩、そして解脱とは。
目次
第1巻 表象としての世界の第一考察-根拠の原理に従う表象、すなわち経験と科学との客観(世界はわたしの表象である。
主観と客観は直かに境界を接している。
根拠の原理の一形態としての時間。世界は夢に似て、マーヤーの面紗に蔽われている。
物質とは働きであり、因果性である。直観能力としての悟性。 ほか)
第2巻 意志としての世界の第一考察-すなわち意志の客観化(事物の本質には外から近づくことはできない。すなわち原因論的な説明の及びうる範囲。
身体と意志とは一体であり、意志の認識はどこまでも身体を媒介として行なわれる。
身体は他のあらゆる客観と違って、表象でありかつ意志でもあるとして二重に意識されている。
人間や動物の身体は意志の現象であり、身体の活動は意志の働きに対応している。それゆえ身体の諸器官は欲望や性格に対応している。 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。