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ゆるい職場 古屋星斗(著) - 中央公論新社
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ゆるい職場 (ユルイショクバ) 若者の不安の知られざる理由 (ワカモノノフアンノシラレザルリユウ)

新書
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新書判
256ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-12-150781-5   COPY
ISBN 13
9784121507815   COPY
ISBN 10h
4-12-150781-9   COPY
ISBN 10
4121507819   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1236  
1:教養 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年11月9日
最終更新日
2022年12月15日
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書評掲載情報

2023-01-28 朝日新聞  朝刊
評者: 藤田結子(明治大学教授)
2023-01-14 日本経済新聞  朝刊
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紹介

「働きやすい会社」を、なぜ若者は辞めてしまうのか?
新時代の、若者・仕事・日本社会を紐解く――

「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。

【目次】
●はじめに――若者はなぜ会社を辞めるのか。古くて、全く新しい問題
●第一章 注目すべきは「若者のゆるさ」ではなく「ゆるい職場」
1 若者の早期離職状況 
2 これだけ変わった日本の職場運営ルール

●第二章 若者はなぜ会社を辞めるのか
1 グレートリセットされた日本の職場
2 好きなのになぜ辞めるのか
3 若者の「不安」の正体

●第三章 「ゆるい職場」時代の若者たち
1 二層化する若者
2 “白紙”でなくなる新入社員たち
3 「過去の育て方が通用しない」を科学する

●第四章 「ありのままで」、でも「なにものか」になりたい。入社後の若者に起こること
1 “優秀な若者”の研究
2 スモールステップで動き出す若者たち

●第五章 若者と職場の新たな関係
1 定着させることが本当の目的なのか
2 「コミットメントシフト」がもたらす新しい関係

●第六章 若手育成最大の難問への対処
1「ゆるい職場」時代の解決不能な問題
2 第一の難問に対処する
3 第二の難問に対処する

●第七章 助走としての学校生活
1 若者を育てるスタートライン
2 学びの動機はどうつくられるか

●第八章 ゆるい職場と新しい日本
1 キャリア選択が世界一自由な国をつくる
2 日本が今後直面する課題

●おわりに
●参考文献 

著者プロフィール

古屋星斗  (フルヤショウト)  (

古屋星斗
1986年岐阜県生まれ。リクルートワークス研究所主任研究員、一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。2011年一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、「未来投資戦略」策定に携わる。2017年4月より現職。労働市場について分析するとともに、学生・若手社会人の就業や価値観の変化を検証し、次世代社会のキャリア形成を研究する。

上記内容は本書刊行時のものです。