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昭和天皇の敗北
日本国憲法第一条をめぐる闘い
発行:中央公論新社
四六判
296ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2025年1月8日
- 登録日
- 2024年12月2日
- 最終更新日
- 2025年2月18日
書評掲載情報
2025-02-22 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 成田龍一(歴史学者) |
2025-02-09 |
読売新聞
朝刊 評者: 清水唯一郎(慶應義塾大学教授・政治学者) |
2025-02-08 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 原武史(明治学院大学名誉教授) |
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紹介
昭和天皇が「象徴」を受け入れたという「聖断」は存在するのか――。
日本国憲法の基本原理の一つである国民主権の成立過程を追うなかで発見された資料には、昭和天皇のそれとは逆の真意が示されていた。
「聖断」の唯一の証言者・幣原喜重郎はなぜ昭和天皇の真意を隠したのか。
本書は、昭和天皇が主権を失うまでの経緯を検証し、戦後という時代の始まりと終わりを再考するものである。
目次
第一章 「第三の聖断」は存在したか?
第二章 日本型立憲君主制の模索――内大臣府案の政治的意義
第三章 天皇と国民主権の調和――東京帝国大学憲法研究委員会
第四章 「第三の聖断」と異なる「希望」発言――枢密院での審議と貴族院を中心とした非公式会合
第五章 国民主権の明示――衆議院における「自由な審議」
第六章 元首を目指して――貴族院の闘い
第七章 解釈による元首化――模索する昭和天皇
終章 戦後の終わり
上記内容は本書刊行時のものです。