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矢部貞治 井上寿一(著/文) - 中央公論新社
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矢部貞治 (ヤベテイジ) 知識人と政治 (チシキジントセイジ)

歴史・地理
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四六判
288ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-12-110131-0   COPY
ISBN 13
9784121101310   COPY
ISBN 10h
4-12-110131-6   COPY
ISBN 10
4121101316   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1321  
1:教養 3:全集・双書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年10月8日
最終更新日
2022年10月21日
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書評掲載情報

2022-12-25 読売新聞  朝刊
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紹介

矢部貞治は、政治に直接コミットした最初の研究者の一人だ。東大法学部に助手採用された矢部は、助教授時代の1935~37年にヒトラー台頭下の欧米に留学、政治の大きな変革を目撃する。帰国後は政治学講座を担うなか、首相として“全盛期”にあった近衛文麿のブレーンとして昭和研究会に参加。現実政治での実践を試み、国内・国際新体制を立案する。
敗戦後は自らの責任を感じ東大を辞職。同志を集めて日本再建についての研究を始めた。1950年代半ば以降は、拓大総長、憲法調査会や選挙制度審議会など政府委員を歴任しつつ、またメディアでも積極的に発言を行い、政治の変革を求め続けた。
本書は矢部の生涯を通し、日本における政治と知識人との関係を描く。

著者プロフィール

井上寿一  (イノウエトシカズ)  (著/文

井上寿一
1956年(昭和31)東京都生まれ。86年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得。法学博士。同助手を経て、89年より学習院大学法学部助教授。93年より学習院大学法学部政治学科教授。2014~20年学習院大学学長。専攻・日本政治外交史、歴史政策論。
著書に『危機のなかの協調外交』(山川出版社、1994年。第25回吉田茂賞受賞)、『戦前日本の「グローバリズム」』(新潮選書、2011年)、『戦前昭和の国家構想』(講談社選書メチエ、2012年)、『政友会と民政党』(中公新書、2012年)、『戦争調査会』(講談社現代新書、2017年)、『機密費外交』(講談社現代新書、2018年)、『日中戦争』(『日中戦争下の日本』改訂版、講談社学術文庫、2018年)、『広田弘毅』(ミネルヴァ書房、2021年)他多数

上記内容は本書刊行時のものです。