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明六社 河野有理(著) - 中央公論新社
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【利用可否不明】

明六社 (メイロクシャ) 森有礼、西周、福澤諭吉らが集った知的結社 (モリアリノリニシアマネフクザワユキチラガツドッタチテキケッシャ)

新書
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新書判
288ページ
定価 1,050 円+税   1,155 円(税込)
ISBN
978-4-12-102896-9   COPY
ISBN 13
9784121028969   COPY
ISBN 10h
4-12-102896-1   COPY
ISBN 10
4121028961   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1221  
1:教養 2:新書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年2月25日
書店発売日
登録日
2025年12月26日
最終更新日
2026年2月12日
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書評掲載情報

2026-04-12 産經新聞  朝刊
2026-03-21 日本経済新聞  朝刊
評者: 竹内洋(京都大学名誉教授)
2026-03-08 読売新聞  朝刊
評者: 苅部直(東京大学教授・政治学者)
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紹介

森有礼、西村茂樹、西周、加藤弘之、中村正直、福澤諭吉ら錚々たる顔触れが集った知的結社・明六社。
本書は、彼らの議論を通して、明治の思想を描き出す。政体、宗教、社会などに関するビジョンや論点を照らし、その内実を照らす試み。

目次

目 次

はしがき

序 章 明治六年の東京物語
土佐の少年、備中の中年女性/論争の海へ/活動のはじまり/「啓蒙」というレッテル

第1章 「ふたり」をつくる/「みんな」をつくる――森有礼と西村茂樹
公私での苦難/後の華麗なキャリア/「哲学的な論争者」という可能性/「妻妾論」への誤解/森の論点/理想の夫婦という秩序/妾と養子/家と血筋をめぐって/「妻妾論」の実践とその帰結/藩の人/「賊」と「民」/「転換説」/「政府与人民異利害論」――「民権」と漸進主義という二つの焦点/「不平の気」と議会制――明治の保守主義の先駆者/「一身にして二生」/「道徳会」の構想/「なかま」としての社会へ

コラム①歴史と革命―― 箕作「兄弟」
血縁なき二人/麟祥と翻訳/秋坪と教育

第2章 「国のかたち」をつくる、「国」を開く――西周と津田真道
升子の不安/西周の鬱屈/「大君のモナルキ」と「改革之機」/学者職分論論争/応用哲学のこころみ/情実・秘密・愛敵/料理と国学/歴史意識と国家論――「日本国総制度」と徳川合衆国/公議所での活躍/「文明」と欲望を捉える/自由貿易という論点/それぞれの議論のスタイルと政策論/それぞれの死

コラム②統計と国家――杉亨二
苦学からの立身出世/統治と為政者への関心/歴史とデータ

第3章 「宗教」をめぐって――加藤弘之と中村正直
近代日本初のアンチ・フェミニスト?/学者貴族としてのプライド/蕃書調所・開成所/国権論と国富論/民選議員論争/国家と宗教 「米国政教」/女子師範学校での一光景/江戸のメリトクラシー/『西国立志編』/『自由之理』/政治と道徳/論争好きの加藤、争わない中村

コラム③紙幣と市場――神田孝平
明六社「通信員」・神田孝平/金融財政政策と議会論/陸奥宗光と異なる歩み

第4章 演説する/翻訳する 福澤諭吉と阪谷素
暗殺の季節/『自伝』の沈黙と「大君のモナルキ」/手段としての明六社/営業戦略としての論争/議論への不信/久坂玄瑞との思い出/旅と漢詩/「孔孟の道」の延長線/欲望と気力/儒者から見た政治/会議・公論/演説・翻訳/「自由」のエネルギー/その後

終 章 「社会」とは何か
「概括力」/竹越三叉とコペル君のまなざし/明治八年の停刊/勝海舟と福澤諭吉の対面/「交際」という理念

後書き
研究案内
参考文献
略年表

著者プロフィール

河野有理  (コウノユウリ)  (

1979年東京都生まれ.東京大学法学部卒業,同大学院法学政治学研究科博士課程修了.博士(法学).首都大学東京(当時)法学部教授などを経て,現在,法政大学法学部教授.専攻は政治学・政治思想史.
著書『明六雑誌の政治思想』(東京大学出版会,2011年),『田口卯吉の夢』(慶應義塾大学出版会,2013年),『偽史の政治学』(白水社,2016年)
編著『近代日本政治思想史』(ナカニシヤ出版,2014年)
共著『日本の夜の公共圏』(白水社,2017年),『政治学入門』(有斐閣,2023年)など

上記内容は本書刊行時のものです。