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イラン現代史 黒田賢治(著) - 中央公論新社
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イラン現代史 (イランゲンダイシ) イスラーム革命から核問題、対イスラエル戦争まで (イスラームカクメイカラカクモンダイタイイスラエルセンソウマデ)

新書
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新書判
288ページ
定価 1,050 円+税   1,155 円(税込)
ISBN
978-4-12-102882-2   COPY
ISBN 13
9784121028822   COPY
ISBN 10h
4-12-102882-1   COPY
ISBN 10
4121028821   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1222  
1:教養 2:新書 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年9月27日
最終更新日
2026年4月23日
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書評掲載情報

2026-04-18 朝日新聞  朝刊
評者: 酒井啓子(千葉大学特任教授・中東研究者)
2026-04-05 産經新聞  朝刊
評者: 村上拓哉(中東戦略研究所代表)
2026-01-25 読売新聞  朝刊
評者: 佐橋亮(東京大学教授・国際政治学者)
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紹介

1979年にホメイニ―師を中心とした革命で発足したイラン・イスラーム共和国。
シーア派の理論に基づいた体制を敷き、中東でも反アメリカ、反イスラエルの急先鋒として存在感を示す。
国際的に孤立しようとも核開発を進めて独自の道を歩むが、ここに至るには東西冷戦や中東での覇権争いなど複雑な歴史があった。
本書は革命以後の軌跡を政治・経済・社会の側面から迫る。混迷する国際情勢の中、イランはどこへ向かうのか。


●佐橋 亮(国際政治学者・東京大学教授)
私たちはつい「欧米」目線でイランをみてしまうが、人々が何を選択し、葛藤してきたのか、本書が描く見取り図は説得的だ。イランを更に知りたくなる記述に溢れている。

●小熊英二(歴史社会学者・慶應義塾大学教授)
「法治」国家の内在的論理と行動を、国家上層部から民衆レベルまでカバーして記述する。現地語を駆使した地域研究の面目躍如。

●酒井啓子(国際政治学者・千葉大学特任教授)
20世紀から現在までのイランを国内動向から詳細に論じ、解きほぐす好著。

●村上拓哉(中東戦略研究所代表)
歴史的記述のバランスの良さ、宗教面、社会面での分析で筆者の技が光る。現在のイラン情勢を俯瞰して見通すための最良の書。


■書評掲載■
・読売新聞 2026年1月25日/佐橋亮(国際政治学者・東京大教授)
・共同通信 2025年12月2日
・赤旗 2025年12月14日
・「新書大賞2026」『中央公論』3月号/小熊英二(歴史社会学者・慶應義塾大学教授)
・産経新聞 2026年4月5日/村上拓哉(中東戦略研究所代表)
・朝日新聞 2026年4月18日/酒井啓子(国際政治学者・千葉大学特任教授)

目次

■目 次■

はじめに

序 章 近代国家建設と東西冷戦構造
1  パフラヴィー朝の成立と近代国家への道
2 モハンマド=レザー・シャーの専制政治と白色革命
3    反王政運動と王の国外退去
  コラム① 在外イラン人学生の運動

第1章 ホメイニー体制と革命勢力の角逐
1    ホメイニー師の帰還と革命の達成
2    バーザルガーン暫定政府と憲法制定
3 イスラーム共和国体制と大統領選挙
  コラム② 反西洋とファストフード

第2章 イラン・イラク戦争とイスラーム共和体制
1  押しつけられた戦争と「法学者の統治」
2 広がる戦火と「コントラ事件」
3 戦争の終結と新たな体制の模索 
  コラム③ 亡命者とテヘランゼルス

第3章 ハーメネイー体制と政治的自由
1  新体制と戦後復興 ラフサンジャーニー政権(1989~97)
2 体制の変容と政治的自由 ハータミー政権(1997~2005)
3  体制の問い直しと宗教実践の多義性
  コラム④ レスリングとサッカー

第4章 新保守派の台頭と「緑の運動」
1  国際関係の緊張とアフマディーネジャード政権(2005~13)
2  国際的孤立と「緑の運動」
3 市民生活の変容と核開発問題
  コラム⑤ 科学者と頭脳流出

第5章 防衛戦略と核問題
1  革命防衛隊の社会への浸透
2  革命防衛隊とロウハーニー政権(2013~21)
3 核問題の解決と中東情勢の変化
  コラム⑥ 日本とイランの国交一〇〇年

終 章 暗雲垂れ込めるイスラーム共和体制の未来
1  ライースィー政権(2021~24年)への期待と終焉
2 急変する国際情勢とペゼシュキヤーン政権の発足
3 イスラーム共和体制の未来

あとがき
主要参考文献
関連年表

著者プロフィール

黒田賢治  (クロダケンジ)  (

黒田賢治

1982年奈良県生まれ.2005年北海道大学文学部卒業.11年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了.博士(地域研究).17年国立民族学博物館特任助教,22年同博物館助教,25年より国立民族学博物館グローバル現象研究部准教授.専門は中東地域研究、文化人類学,イスラーム研究.

著書 『イランにおける宗教と国家――現代シーア派の実相』(2015年,ナカニシヤ出版)『戦争の記憶と国家ー帰還兵が見た殉教と忘却の現代イラン』(2021年,世界思想社,国際宗教研究所賞奨励賞受賞)

共著 『大学生・社会人のためのイスラーム講座』(2018年,ナカニシヤ出版)『「サトコとナダ」から考えるイスラム入門』(2020年,星海社新書)など.

上記内容は本書刊行時のものです。