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イノベーションの科学 清水洋(著/文) - 中央公論新社
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イノベーションの科学 (イノベーションノカガク) 創造する人・破壊される人 (ソウゾウスルヒト・ハカイサレルヒト)

新書
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新書判
272ページ
定価 920円+税
ISBN
978-4-12-102831-0   COPY
ISBN 13
9784121028310   COPY
ISBN 10h
4-12-102831-7   COPY
ISBN 10
4121028317   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1234  
1:教養 2:新書 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年10月1日
最終更新日
2024年11月22日
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書評掲載情報

2025-02-02 読売新聞  朝刊
評者: 石井千湖(書評家)
2025-01-18 日本経済新聞  朝刊
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紹介

経済成長の起爆剤として期待されるイノベーション。
将来への新しい希望であると同時に、「創造的破壊」と言われるように、人々のスキルや生活の基盤を壊す側面もある。
本書は「人」の観点から検討し、創造の促進は元より、破壊の打撃を軽減する方策を考察する。
創造する人、破壊される人の特徴とは?
抵抗と格差を縮小する教育投資、ミドル・シニア層のリスキリングとは?
希望と幸せのための二つのリスク・シェアとは?

目次

 ■目 次■

はじめに

第1章 イノベーションとは何か
1 「創造的破壊」としてのイノベーション
2 不確実性がつきもの
3 創造の恩恵と破壊のダメージには時間差がある
 
第2章 創造する人の特徴
1 創造性は才能なのか、環境なのか
2 動機づけ次第で創造性が変わる
3 誰がイノベーションを生み出すのか
4 「創造的破壊」の張本人は誰か
 
第3章 破壊される人は誰か
1 誰が破壊されやすいのか
2 どのような人が破壊されてきたのか
3 破壊されるインパクト
 
第4章 新しいモノゴトへの抵抗
1 抵抗を生むイノベーション
2 政府はどちら側につくのか
3 抵抗がなくなる条件
 
第5章 アメリカ型をマネするな
1 世界をリードするイノベーション大国
2 広がる格差と増える絶望死
3 どこかに正解がある?
 
第6章 自己責任化する社会
1 リスクの取り方、分散の仕方
2 個人が引き受ける破壊リスク
3 広がる自己責任と、狭まる「他者への責任」

第7章 創造と破壊のためのリスク・シェア
1 政府の再分配
2 リスク・シェアのさまざまな可能性
3 イノベーションを方向づける
 
おわりに
謝辞
参考文献
註記

著者プロフィール

清水洋  (シミズヒロシ)  (著/文

清水洋
1973年神奈川県生まれ.1997年中央大学商学部卒業.1999年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了.2002年ノースウェスタン大学大学院歴史学研究科修士課程修了.2007年ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカルサイエンス(Ph.D). 2008年一橋大学大学院イノベーション研究センター専任講師,准教授,教授を経て,2019年より早稲田大学商学学術院教授.著書 『ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション』(有斐閣,2016年,第59回日経・経済図書文化賞,第33回高宮賞受賞).『General Purpose Technology,Spin-Out, and Innovation』(Springer,2019年,シュンペーター賞受賞)『野生化するイノベーション』(新潮社,2019年)、『アントレプレナーシップ』(有斐閣,2022年『イノベーション』(有斐閣,2022年),『イノベーションの考え方』(日経文庫,2023年).

上記内容は本書刊行時のものです。