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ケアとは何か 村上 靖彦(著) - 中央公論新社
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【利用不可】

ケアとは何か (ケアトハナニカ) 看護・福祉で大事なこと (カンゴ・フクシデダイジナコト)

新書
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新書判
240ページ
定価 840 円+税   924 円(税込)
ISBN
978-4-12-102646-0   COPY
ISBN 13
9784121026460   COPY
ISBN 10h
4-12-102646-2   COPY
ISBN 10
4121026462   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1247  
1:教養 2:新書 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月8日
最終更新日
2021年6月16日
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書評掲載情報

2021-08-21 朝日新聞  朝刊
評者: 宇田川元一(埼玉大学准教授・経営学)
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紹介

病やケガ、衰弱や死は避けて通れない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」ことを痛感する。そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みがケアである。本書では、看護の現象学の第一人者が、当事者やケアワーカーへの聞き取りをもとに、医療行為を超えたところで求められるケアの本質について論じる。育児や地域福祉、貧困対策のあり方にも通底する「当事者主体の支援」とは。〈実践〉のための哲学書。

著者プロフィール

村上 靖彦  (ムラカミヤスヒコ)  (

1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現象学的な質的研究。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房、2008)、『治癒の現象学』(講談社選書メチエ、2011)、『傷と再生の現象学』(青土社、2011)、『摘便とお花見』(医学書院、2013)、『仙人と妄想デートする』(人文書院、2016)、『母親の孤独から回復する』(講談社選書メチエ、2017)、『在宅無限大』(医学書院、2018)、『子どもたちがつくる町』(世界思想社、2021)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。