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歴史探究のヨーロッパ
修道制を駆逐する啓蒙主義
発行:中央公論新社
新書判
288ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2019年11月20日
- 登録日
- 2019年10月8日
- 最終更新日
- 2019年11月15日
書評掲載情報
2019-12-22 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮下志朗(放送大学客員教授、仏文学者) |
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紹介
宗教改革以降、カトリックは修道院での学術活動を活発化させた。とりわけ教会史や聖人伝等の文書を批判的に検証する学問が進歩を遂げ、偽書を分別する文献学や、ローマ法の解釈学など、現代の歴史学の基礎がここに形成されたのである。その中核となったのが、サン・モール修道会のマビヨンである。彼はデカルトやライプニッツらにどんな影響を与えたのか。宗教と世俗の相剋の間で、歴史と真理を探究した人々の足跡を追う。
上記内容は本書刊行時のものです。