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漢字の字形
甲骨文字から篆書、楷書へ
発行:中央公論新社
新書判
224ページ
定価
800円+税
- 書店発売日
- 2019年3月19日
- 登録日
- 2019年2月5日
- 最終更新日
- 2019年3月14日
書評掲載情報
2019-05-19 |
読売新聞
朝刊 評者: 三中信宏(進化生物学者) |
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紹介
馬という字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし犬からイヌを、象からゾウの姿を想像することは難しい。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史である。
本書ではそうした漢字の変遷が一目でわかる字形表を用いることで、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡をたどる。字形の多様さから古代の人々の営為を読み取れば、私たちの社会の成り立ちも自ずと浮かび上がってくるだろう。
上記内容は本書刊行時のものです。