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イタリア現代史
第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで
発行:中央公論新社
縦180mm
305ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016年1月
- 登録日
- 2016年3月13日
- 最終更新日
- 2016年3月13日
書評掲載情報
2016-03-13 |
日本経済新聞
評者: 後房雄(名古屋大学教授) |
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紹介
19世紀半ばに建国したイタリア王国は、ファシズムの台頭と第2次世界大戦の敗戦を経て、1946年に共和国へと生まれ変わる。デ・ガスペリらが主導する戦後復興を経て、50年代に高度経済成長を実現したものの、その後の歩みは平坦ではなかった。モーロ元首相の誘拐・暗殺事件に代表される左右のテロや横行する汚職、そして繰り返される改革の試みと挫折…。70年の戦後の歴史をたどり、この国の相貌を描き出す。
目次
序章 近代国家としての歩み 1861~1943
第1章 レジスタンスと共和制の誕生 1943~47
第2章 戦後再建とデ・ガスペリ時代 1947~53
第3章 高度成長と新たな政治路線の模索 1954~67
第4章 社会運動の高揚とテロリズムの横行 1968~78
第5章 戦後政治の安定と硬直化 1979~88
第6章 第一共和制の危機と終焉 1988~93
第7章 第二共和制の離陸と定着 1994~2001
第8章 ベルルスコーニ時代のイタリア 2001~11
第9章 共和国の現在 2011~
終章 二一世紀イタリアの課題
上記内容は本書刊行時のものです。