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核と日本人
ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ
発行:中央公論新社
縦18mm
266ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年1月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2015-03-29 | 朝日新聞 |
2015-03-08 |
東京新聞/中日新聞
評者: 武田徹(ジャーナリスト) |
2015-02-22 |
読売新聞
評者: 村田晃嗣(国際政治学者、同志社大学長) |
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紹介
唯一の戦争被爆国である日本。戦後、米国の「核の傘」の下にありながら、一貫して「軍事利用」には批判的だ。だが原子力発電を始めとする「平和利用」についてはイデオロギーと関わりなく広範な支持を得てきた。東日本大震災後もなお支持は強い。それはなぜか-。本書は、報道、世論、知識人、さらにはマンガ、映画などのポピュラー文化に注目、戦後日本人の核エネルギーへの嫌悪と歓迎に揺れる複雑な意識と、その軌跡を追う。
目次
第1章 被爆から「平和利用」へ-占領下~1950年代(原爆投下は「神の摂理」
原子力の夢-湯川秀樹のノーベル物理学賞受賞 ほか)
第2章 核の現実とディストピア世界-1960年代(恐怖-核実験から核戦争へ
圧倒的な核戦争のイメージ ほか)
第3章 原発の推進・定着と懐疑-1970年代(プロレスマンガとホラーマンガ
核拡散防止条約というジレンマ ほか)
第4章 消費される核と反核-1980年代(清水幾太郎の核武装論-被爆国という特権
「持ち込ませず」は守られているか ほか)
第5章 安定した対立構造へ-1990年代から3・11後(テレビのなかの核の危機
惨劇の記号化-繰り返されるイメージ ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。