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江戸幕府と儒学者
林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い
発行:中央公論新社
縦18mm
254ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年6月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2018-05-13 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2014-09-14 |
日本経済新聞
評者: 野口武彦(文芸評論家) |
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紹介
林家は、朱子学者・林羅山を始祖とする江戸幕府に仕えた儒官の家柄である。大坂冬の陣の発端となった方広寺鐘銘事件から、史書『本朝通鑑』の編纂、湯島聖堂の創建、大学頭叙任、赤穂浪士討ち入り事件への対応、そして新井白石との対立まで-。初代羅山・二代鵞峰・三代鳳岡は、歴代将軍の寵用と冷遇に翻弄されながらも、江戸期朱子学の確立に奔走した。その林家三代一五〇年の闘いと事績を描く。
目次
方広寺鐘銘事件-林羅山評価の試金石
朱子学者羅山の誕生
御儒者の仕事
時代のなかの朱子学
読書家羅山と文学
二代林鵞峰-守成への意志
『本朝通鑑』の編纂
鵞峰の自画像「一能子伝」
林家塾の教育体制
三代林鳳岡の憂鬱
赤穂事件
新井白石との確執
林家凋落の萌し
上記内容は本書刊行時のものです。