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人種とスポーツ : 黒人は本当に「速く」「強い」のか
発行:中央公論新社
縦18mm
256ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2020-01-05 |
毎日新聞
朝刊 評者: 渡邊十絲子(詩人) |
2012-07-08 |
日本経済新聞
評者: 玉木正之(スポーツ評論家) |
2012-06-17 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
オリンピックの陸上男子100m決勝で、スタートラインに立った選手56人は、ここ30年すべて黒人である。陸上以外の競技でも、彼らの活躍は圧倒的に見える。だが、かつて彼らは劣った「人種」と規定され、スポーツの記録からは遠い所にあった。彼らは他の「人種」に比べ、本当に身体能力が優れているのか-。本書は、人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。
目次
序章 黒人と身体能力-生まれつき優れているのか
第1章 「不可視」の時代-南北戦争以後~二〇世紀初頭
第2章 人種分離主義体制下-二〇世紀初頭~一九二〇年代
第3章 「黒人優越」の起源-身体的ステレオタイプ成立と一九三〇年代
第4章 アメリカンスポーツ界の人種統合-すべてはベースボールから始まった
第5章 台頭から優越へ-メダル量産と黒人選手比率の激増
第6章 水泳、陸上競技と黒人選手-「黒人」としての特質なのか
終章 「強い」というリアリティ-歴史、環境、多様性
上記内容は本書刊行時のものです。