...
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
広田弘毅 : 「悲劇の宰相」の実像
発行:中央公論新社
縦180mm
296ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年6月
- 登録日
- 2017年1月9日
- 最終更新日
- 2017年1月9日
紹介
日露戦争後、職業外交官の道を歩み始め、欧米局長・駐ソ大使など要職を歴任した広田弘毅。満州事変以降、混迷を深める一九三〇年代の日本で、外相・首相として、欧米との協調、中国との「提携」を模索する。しかし、二・二六事件以降、高圧的な陸軍と妥協を重ね、また国民に広がる対中国強硬論に流され、泥沼の戦争への道を開いた。東京裁判で唯一文官として死刑に処せられ、同情論が多い政治家・広田の実像に迫る。
目次
序章 二つの顔
第1章 青年期-福岡から霞ヶ関へ
第2章 中国と欧米の間-北京・ワシントン・モスクワ
第3章 外相就任と協和外交-対中国政策の理想と迷走
第4章 首相の一〇ヵ月半-陸軍との葛藤
第5章 「国民政府を対手とせず」-日中戦争初期の外相
第6章 帝国日本の瓦解-一重臣として
第7章 東京裁判-「積極的な追随者」の烙印
終章 訣別
上記内容は本書刊行時のものです。
