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松本清張の昭和史
発行:中央公論新社
四六判
320ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2024年2月21日
- 登録日
- 2023年12月29日
- 最終更新日
- 2024年2月16日
書評掲載情報
2024-07-07 |
読売新聞
朝刊 評者: 梅田明日佳 |
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紹介
社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。
上記内容は本書刊行時のものです。