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松本清張の昭和史 保阪正康(著/文) - 中央公論新社
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松本清張の昭和史 (マツモトセイチョウノショウワシ)

歴史・地理
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四六判
320ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-12-005752-6   COPY
ISBN 13
9784120057526   COPY
ISBN 10h
4-12-005752-6   COPY
ISBN 10
4120057526   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年12月29日
最終更新日
2024年2月16日
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書評掲載情報

2024-07-07 読売新聞  朝刊
評者: 梅田明日佳
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紹介

社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。

著者プロフィール

保阪正康  (ホサカマサヤス)  (著/文

保阪正康
1939年北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。個人誌「昭和史講座」の刊行など一連の昭和史研究により、2004年菊池寛賞受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。著書に『死なう団事件』『東條英機と天皇の時代』『五・一五事件 橘孝三郎と愛郷塾の軌跡』『瀬島龍三』『後藤田正晴』『秩父宮』『吉田茂という逆説』『あの戦争は何だったのか』『昭和の怪物 七つの謎』『風来記 わが昭和史』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。