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いのっちの手紙 斎藤 環(著/文) - 中央公論新社
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いのっちの手紙 (イノッチノテガミ)

社会一般
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四六判
256ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-12-005477-8   COPY
ISBN 13
9784120054778   COPY
ISBN 10h
4-12-005477-2   COPY
ISBN 10
4120054772   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年10月9日
最終更新日
2021年10月22日
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書評掲載情報

2021-12-11 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

雑誌『婦人公論』での対談がきっかけとなり始まった、双極性障害の当事者である坂口恭平さんと、精神科医の斎藤環さんのスリリングな往復書簡。


「いのっちの電話」と称して自らの携帯電話番号を公開し、10年間で2万人の「死にたい」という人々の電話を受け続けてきた坂口さん。電話をしてきた人で、死を選んだのはひとり。その女性も「ずっといのっちの電話をやってください、楽しかったです」という言葉を残していた--。


精神療法の「プロ」である斎藤さんが、坂口さんの「実践、創造、そして方法に、はなはだしく興味津々」で、その技術を知りたいと、往復書簡を申し込んだ。人が人を助けるとは、どういうことなのか?


12通の、いのちをめぐる対話。

著者プロフィール

斎藤 環  (サイトウタマキ)  (著/文

1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。著書に『社会的ひきこもり』、『中高年ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『「社会的うつ病」の治し方』、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤との共著・小林秀雄賞)など多数。

坂口 恭平  (サカグチキョウヘイ)  (著/文

1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。東日本大震災後の2011年5月、故郷熊本で独立国家の樹立を宣言し、新政府総理大臣に就任。その経緯と思想を綴った『独立国家のつくりかた』が話題となった。他の著書に、『現実宿り』『苦しい時は電話して』『自分の薬をつくる』『躁鬱大学』『土になる』など、画集に『Pastel』『Water』がある。音楽、美術の分野でも多彩な活動を行う。

上記内容は本書刊行時のものです。