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歌麿春画で江戸かなを学ぶ 車 浮代(著/文) - 中央公論新社
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歌麿春画で江戸かなを学ぶ (ウタマロシュンガデエドカナヲナマブ)

語学・辞事典
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A5判
192ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-12-005399-3   COPY
ISBN 13
9784120053993   COPY
ISBN 10h
4-12-005399-7   COPY
ISBN 10
4120053997   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年1月11日
最終更新日
2021年3月27日
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紹介

著者は、江戸かなの難読16字「はたかにわけすれ(裸にわ毛擦れ)」と「おすきはつのほり(お好き初登り)」を覚えると当時の文章の八割は理解できるようになる、と唱える。「修行編」に収録した6本の練習問題を繰り返すうちに習得できるようになる。そのうえで、「実践編」では、喜多川歌麿の春画の中でも名作とされる『ねがひの糸ぐち』『艶本葉男婦舞喜(はなふぶき)』『艶本床の梅』を読み進めていく。画中に記された男女合歓のせりふやシチュエーションの説明(詞書き、書き入れ)がテキストだから、読者は膨らませた想像や妄想も手助けにして、くずし字が面白いほど読めるようになっていく。全巻を通して歌麿春画の妙をたっぷり堪能できるのも本書のお楽しみ。当時の風俗や独特の言い回しなどには脚注を付して理解の便とする。巻末には江戸かな一覧表が付く。

著者プロフィール

車 浮代  (クルマウキヨ)  (著/文

時代小説家、江戸料理文化研究家。大阪芸術大学デザイン学科卒業。セイコーエプソンのグラフィックデザイナーを経て、故・新藤兼人監督に師事しシナリオを学ぶ。主な著書に『春画入門』(文春新書)、『春画で学ぶ江戸かな入門』(幻冬舎)、『【カラー版】春画四十八手』(光文社知恵の森文庫)、『北斎春画語り』(小学館)、『落語怪談 えんま寄席』などがある。近著に『天涯の海 酢屋三代の物語』(潮出版社)、『蔦重の教え』(双葉文庫)。国際浮世絵学会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。