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日中の「戦後」とは何であったか 波多野 澄雄(著/文) - 中央公論新社
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【利用不可】

日中の「戦後」とは何であったか (ニッチュウノ「センゴ」トハナニデアッタカ) 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶 (センゴショリ、ユウコウトリハン、レキシノキオク)

歴史・地理
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A5判
416ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-12-005346-7   COPY
ISBN 13
9784120053467   COPY
ISBN 10h
4-12-005346-6   COPY
ISBN 10
4120053466   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1020  
1:教養 0:単行本 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年9月8日
最終更新日
2020年10月3日
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紹介

本書は、戦後の日中関係史の決定版として刊行する。最大の特徴は、日中双方の第一線の識者が共同で研究に取り組んだ点と、歴史学者と国際政治学者が連携することで、国際環境の中で日中関係を位置づけ直した点にある。


戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点で、日中間の対話はつねに難しさをはらみ、その成果物は十分とは言えない。

本書では、【戦後処理】【戦後の中国観・日本観】【戦後の「ヒト」の移動】【戦争の記憶】【戦後から国交正常化】【日中関係黄金期】【対中政策・対日政策】という重要テーマを網羅し、両国の歴史認識(の差異)を明らかにした点に刊行意義と新しさがある。

著者プロフィール

波多野 澄雄  (ハタノスミオ)  (著/文

波多野澄雄
1947年生まれ。内閣府アジア歴史資料センター長。外務省「日本外交文書」編纂委員長。筑波大学名誉教授。72年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。77年同大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(法学)。外務省外交史料館、防衛庁防衛研究所戦史部などを経て、筑波大学助教授、教授(専攻・日本政治外交史)。著書に『幕僚たちの真珠湾』(朝日選書)『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、第26回吉田茂賞受賞)『歴史としての日米安保条約』(岩波書店)『国家と歴史』(中公新書)ほか多数。

中村 元哉  (ナカムラモトヤ)  (著/文

中村元哉
1973年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。東京大学文学部卒。東京大学大学院総合文化研究科修士課程、博士課程修了。1999年に南京大学留学、日本学術振興会特別研究員、中央大学経済学部兼任講師、南山大学外国語学部アジア学科准教授、津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授を経て、2015年より現職。著書に『戦後中国の憲政実施と言論の自由 1945-49』(東京大学出版会)、編著に『総合研究 辛亥革命』(岩波書店)、『現代中国の起源を探る』(東方書店)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。