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黄金夜界
発行:中央公論新社
四六判
384ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2019年7月9日
- 登録日
- 2019年6月8日
- 最終更新日
- 2019年6月26日
書評掲載情報
2022-04-02 |
朝日新聞
朝刊 評者: 斎藤美奈子(文芸評論家) |
2019-08-25 |
毎日新聞
朝刊 評者: 橋爪大三郎(社会学者) |
2019-08-18 |
読売新聞
朝刊 評者: 苅部直(東京大学教授・政治学者) |
2019-08-11 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 清水良典(文芸評論家) |
2019-08-03 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
橋本治が命を賭して紡いだ長篇遺作。
愛と金、人はどちらに飢えるのか?
愛する人に裏切られた美青年・貫一の空洞が今、輝き出す――
尾崎紅葉『金色夜叉』の主人公・貫一は、愛に裏切られ、エリートの道を捨てた冷徹なる金の亡者。
貫一との生活よりも資産家の息子・富山との結婚を選んだ美也は、橋本治『黄金夜界』では、モデルの「MIA」となり、IT社長のもとに走る。
貫一は、ネットカフェ、老夫婦が営む町工場、居酒屋チェーンの仕事を転々としながら、ついには起業し「わらじメンチカツ」を出す飲食店のイケメン社長に。
美也に捨てられ、世間知らずだった男がいまや、SNSでの話題作りをしかけ、ふてぶてしく金を稼ぐ経営者に様変わりしていく姿は、紅葉が描かなかった貫一の苦しみを克明にあぶり出す。
そこへ富山との結婚生活に幻滅した美也が現れて……
上記内容は本書刊行時のものです。